『野望円舞曲10』が発売となりました。全10巻の完結篇となります。
●あらすじ(本編裏表紙より)
ボスポラス帝国の大艦隊が、ついにオルヴィエート本星を攻撃した。しかも、ラムセス星域を消滅させた〈思考体〉の一派も、活動を始めていた。だが、オルヴィエートの独立をあきらめるわけにはいかない。わずかな艦隊を率いて大宰相ケマル・エヴヂミクに挑むジェラルド。そしてエレオノーラは〈嘆きの宙峡〉と〈金融市場〉を武器にした、危険な一手に勝機を賭けた。銀河の命運を決する最後の戦いの結末は……。シリーズ開始から十年、ついに辿りついたあまりにも感動的なラストシーン。巨篇完結!